グラストンテクニックとは・・・
20数年前に米国でアスリートにより発案開発された、専用の器具を用いて従来の治療ではアプローチしにくい軟部組織障害を特定し、≪筋膜の癒着や可動制限を回復させる新しいテクニック≫です。
近年、注目される筋膜リリーステクニックの先駆であり、NBLやMLB、NFLチームの選手ケア、オリンピックの会場でも幅広く使用されました。
海外ではカイロプラクターを始めアスレチックトレーナーや理学療法士の間で欠かせないテクニックとなっています。
膜構造の癒着を剥がすため個人差はありますが、ある程度の痛みを感じる事があります。その為、他の療法と比較すると、好転反応や施術部位の熱感が生じやすいですが、この時に軟部組織の修復や筋収縮の適正化が得られます。
このような反応は患部へ新しい血流が送られている証拠でもあり、終了後は身体の軽さに驚く方がほとんどです。
※背中のグラストンテクニックを受けた様子です。左:治療前、右:治療後
癒着が取れた部分が、赤くなっています